ウェーブガール（2004年生、母フラッシュメモリー）

ウェーブガール（2004年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「波＋少女」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時20歳）と交配したフラッシュメモリーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋義浩。戦績は、中央平地20戦1勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

6月10日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

7月15日、中4週で迎えた2戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

8月25日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のエアルーアに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月11日、中7週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 小雨/稍重）に出走。鞍上は岩部純二騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（3戦1勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天授のガッツでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2008年）

4月12日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩部純二騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

6月4日、中7週で迎えた10戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ミランダ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中5週で迎えた11戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、ケンタウルス特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月14日、中5週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（8戦1勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

5歳（2009年）

5月28日、約5か月半の休養明けで迎えた15戦目は、マルチウィンド特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（9戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた16戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

9月6日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

9月26日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月7日、中5週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（10戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

12月19日、中5週で迎えた21戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

6歳（2010年）

1月23日、中4週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（11戦1勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

3月21日、中7週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（12戦1勝）。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。