エナジーハピネス（2014年生、母エナジーハート）

エナジーハピネス（2014年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「幸福のエネルギー」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時15歳）と交配したエナジーハートが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上C3一。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

12月3日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2017年）

4月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい17着に終わった。

6月4日、中8週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

7月16日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

8月11日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた6戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、オッズパーク・エクシード杯（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

11月29日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグラスオニオンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4歳（2018年）

1月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は永井孝典騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた12戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ビービースパンキーに半馬身交わされて2着となった。

2月20日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ショウサンメグレスにクビ差交わされて2着となった。

3月6日、中1週で迎えた14戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、シトリンバレッタに3/4馬身交わされて2着となった。

6月28日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したメイショウバッカスを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

7月12日、中1週で迎えた16戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、エイシンネイティヴに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトーセンスラッガーに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。