タッカージーティー（2022年生、母シャワーブーケ）

タッカージーティー（2022年1月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+グランツーリスモのイニシャル」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時19歳）と交配したシャワーブーケが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐藤牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐藤牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、小松崎孝によって2,750万円で落札された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月23日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のシュレンに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2025年）

3月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦1勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月30日、中2週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

6月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のビーマックスに4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの浦安特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。