ロングベネフィット（2001年生、母ロングスターダム）
Long Benefit
2001.03.26
ロングベネフィット（2001年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋利益」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時14歳）と交配したロングスターダムが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地21戦3勝2着3回、地方10戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上1000万下。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 31戦8勝 [8-7-5-11/31]
- 総賞金国内
- 4,832万円
- 生年月日
- 2001年3月26日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 長浜博之栗東
- 馬主
- 中井敏雄
- 生産者
- （有）天羽牧場
- 抹消情報
- 中央：2009年3月13日抹消
地方：2005年10月19日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 6*7*7×7 | 3.9% |
| 牡 | Mahmoud | 5*6×6 | 6.25% |
| 牡 | Nasrullah | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Nearco | 6*6*7×5*6 | 8.59% |
| 牡 | Phalaris | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Blenheim | 6*7*7×7*7 | 4.68% |
| 牡 | Princequillo | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Count Fleet | 6*6×7 | 3.9% |
| 牡 | Pharos | 7*7*7×6*7 | 4.68% |
| 牡 | Gainsborough | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Black Toney | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡S | Turn-to | 4*5 | 9.37% |
| 牡S | Pharamond | 5*6 | 4.68% |
| 牡S | Blue Larkspur | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Man o' War | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Bimelech | 6*6*7 | 3.9% |
| 牡M | Djebel | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Almahmoud | 4×5 | 9.37% |
| 牝 | Banish Fear | 5×7 | 3.9% |
| 牝 | Selene | 6*7×6*7 | 4.68% |
| 牝 | Mumtaz Begum | 6*7×6 | 3.9% |
| 牝 | Mumtaz Mahal | 7*7×7 | 2.34% |
| 牝S | Plucky Liege | 7*7 | 1.56% |
| 牝M | Lady Angela | 4*5 | 9.37% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ヘイロー系
- ファミリーナンバー
- 8-h
レース成績
経歴
デビュー前
長浜博之厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2004年）
4月18日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。
7月18日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるコウエイトライを差し切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。
8月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。
8月22日、中1週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。
9月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたメイショウオテガラ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
4歳（2005年）
4月29日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から29kg減らして迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、サンテレビ賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオートアルカディアを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
5月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上B2-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシルクエディフィスを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。
6月9日、中1週で迎えた8戦目は、大中あじわい牛特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスルーザグラスに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
6月28日、中2週で迎えた9戦目は、キリン一番搾りカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。
7月12日、中1週で迎えた10戦目は、南光 ひまわりの郷特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゲンキガイチバンに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
7月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上A2-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオートアルカディアを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
8月10日、中1週で迎えた12戦目は、ブライダルシティ高砂特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイブキミーティアーに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。
9月8日、中3週で迎えた13戦目は、夢千代の里 湯村温泉特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岩田康誠騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタガノテーストを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。
9月23日、中1週で迎えた14戦目は、キリン生茶ゴールドトロフィー（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩田康誠騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウイニングタッチに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
10月18日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、揖保川特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミラクルアランを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。
11月20日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（9戦5勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。
5歳（2006年）
3月11日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のチアズアビリティーに2馬身半の差をつけて6勝目を掴み取った。
9月10日、約6か月の休み明けで迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
9月24日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したウインサウザーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
10月15日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。
11月11日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で福永祐一騎手（4戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアグネスネクタルをクビ差振り切って雨中の激戦を制した。
12月10日、中3週で迎えた22戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の香嵐渓特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。
6歳（2007年）
1月6日、中3週で迎えた23戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。
1月20日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（5戦2勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のヤマニンコーリングをクビ差振り切って優勝
7歳（2008年）
5月17日、約16か月の休養明けで迎えた25戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の洛陽ステークス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。
6月14日、中3週で迎えた26戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の白川郷ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた27戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の安達太良ステークス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。
9月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた28戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の西宮ステークス（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。
10月12日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の太秦ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上1600万下の観月橋ステークス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。
8歳（2009年）
3月1日、約4か月の休養明けで迎えた31戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の伊丹ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。