グローバルジョイ（1988年生、母ノーザンリドン）

グローバルジョイ（1988年5月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時9歳）と交配したノーザンリドンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）へいはた牧場。戦績は、中央平地21戦1勝、地方21戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

9月9日、デビュー戦は須崎昇騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた2戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小池隆生騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

3歳（1991年）

2月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小池隆生騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた8戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は小池隆生騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月24日、中1週で迎えた10戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のカズサオパールに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月7日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（京都芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は小池隆生騎手（7戦0勝）。17頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定4歳500万下の野苺賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（10戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた15戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

8月4日、中8週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（12戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（13戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（14戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小池隆生騎手（15戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月22日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小池隆生騎手（16戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

12月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた22戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の水仙特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦のシクラメン特別 2組（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1992年）

1月16日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2八（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木竹見騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた27戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月5日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた31戦目は、鈴木淳騎手を鞍上に迎えて、露草特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた32戦目は、麦秋特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のジヨイナースキーに1馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

9月2日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木淳騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた36戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1六（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた38戦目は、一般C1九（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は鈴木淳騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（12戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシュウゲンアカギから1馬身半差の2着となった。

12月22日、中3週で迎えた40戦目は、一般C1六（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1993年）

1月6日、中1週で迎えた41戦目は、末広特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木淳騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

1月26日、中2週で迎えた42戦目は、プチフール特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（14戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。