マスカリンラン（2018年生、母バトルサクヤビメ）

Masculine Run

2018.02.26

マスカリンラン（2018年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「男勝りの走り、勇敢な走り」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトゥザワールド（当時7歳）と交配したバトルサクヤビメが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、西村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡村善行によって378万円で落札された。

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

11月28日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3歳（2021年）

1月16日、中6週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた4戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

5月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

6月13日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は小林凌大騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

8月29日、中7週で迎えた8戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

2021年9月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。