イイデマイヒメ（2022年生、母サンキャッチャー）

Iide Maihime

2022.05.25

イイデマイヒメ（2022年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のCalifornia Chrome（当時11歳）と交配したサンキャッチャーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高大洋牧場。2024年のサッポロクラシックカップに勝利した他、2025年のフロイラインカップ(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日高大洋牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2024年）

7月17日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のホーリーグレイルに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのサッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るベラジオドリームを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて優勝

9月19日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳オープンのフローラルカップ（門別ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、日高大洋牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

10月31日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番ゲートからスタート。出走取消となった。

12月31日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦2勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

3歳（2025年）

4月16日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の夏端月特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

5月15日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンのフロイラインスプリント（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた7戦目は、ツツジ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた8戦目は、日高地区測量設計協会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンのフロイラインカップ（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったゼロアワーに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

8月5日、中5週で迎えた10戦目は、3歳M2のオパールカップ（盛岡芝1700m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた11戦目は、シュネルマイスター・プレミアム（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた12戦目は、カサブランカ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた13戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた14戦目は、スイートアリッサム特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で落合玄太騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた15戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、闘いの日々に喝采を特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。