ヴードゥー（2009年生、母チャーチポイント）

ヴードゥー（2009年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アメリカ空軍超音速戦闘機名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時21歳）と交配したチャーチポイントが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は元茂修一。戦績は、中央平地4戦0勝、地方27戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の4歳以上C3四。

経歴

デビュー前

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月3日、デビュー戦は平野優騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は412kg。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた2戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

3歳（2012年）

1月22日、中4週で迎えた3戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

8月4日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。18着に終わった。

9月14日、中5週で馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた6戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、ミロワールティグルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4歳（2013年）

1月17日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C3四（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のグドラックハーバーに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月29日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（7戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

3月19日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で川原正一騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

4月5日、中1週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた17戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4月18日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた18戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月15日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた21戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた22戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた28戦目は、瀬沢宙騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬沢宙騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた30戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は瀬沢宙騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。