プラチナブロンド（2011年生、母モンローブロンド）

プラチナブロンド（2011年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「金髪（ブロンド）の種類のひとつ。本馬の尾の色と母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時13歳）と交配したモンローブロンドが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地17戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

3月29日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したカワカミマゴコロに半馬身届かず2着となった。

5月31日、中8週で迎えた2戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

7月13日、中5週で迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るモアアンドモアを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

10月25日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下の会津特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

4歳（2015年）

1月25日、中9週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず17着に敗れた。

4月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクリノコマチをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

10月25日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸田恭介騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のアルマクレヨンに2馬身半の差をつけて優勝

12月13日、中3週で迎えた11戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のチバテレ杯（中山芝1200m 外回り小雨/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5歳（2016年）

2月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の周防灘特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（4戦2勝）。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

4月24日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上1000万下の福島中央テレビ杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（5戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

11月5日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた14戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の河北新報杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（6戦2勝）。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

6歳（2017年）

1月22日、中7週で迎えた16戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の東雲賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたルグランパントル決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

3月5日、中5週で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。