ジーティーエスピ（2022年生、母トゥアーニー）

G T Espi

2022.01.28

ジーティーエスピ（2022年1月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「屋号+光学測定技術の一つ」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時10歳）と交配したトゥアーニーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はタイヘイ牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、田畑利彦によって6,600万円で落札された。

中村直也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月1日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったランスオブカオスにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2025年）

1月26日、中7週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では稲妻のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のロッキンミーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月24日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの賢島特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた5戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月9日、中8週で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったバンディートに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。