バンブーグローブ（2020年生、母ゴールドフォレスト）

バンブーグローブ（2020年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「竹林。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時11歳）と交配したゴールドフォレストが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月23日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 雨/稍重）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスペシャリストをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

12月28日、中8週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

3歳（2023年）

1月29日、中4週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラスのくすのき賞（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦1勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

6月4日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では稟性のガッツでゴールまでタレずに走り切り、5着を確保した。

8月13日、中9週で迎えた5戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のゲットアップに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

10月29日、中6週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの鳥屋野特別（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（3戦2勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

12月28日、中8週で迎えた8戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの春待月賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

4歳（2024年）

3月2日、中8週で迎えた9戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい14着に敗れた。