ウツミキングオー（1996年生、母スターブリツジ）

Utsumi King O

1996.03.23

ウツミキングオー（1996年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグランドオペラ（当時12歳）と交配したスターブリツジが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は一山育成牧場。戦績は、地方14戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年の白梅特別。

経歴

デビュー前

鶴田憲吉厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1998年）

9月10日、デビュー戦は鎌田滋騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサンノアボーイにハナ差届かず2着に甘んじた。

10月2日、中2週で迎えた2戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月30日、中7週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したアーミーフラッシュを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、テイエスホッパーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

3歳（1999年）

1月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、サマーシャドウに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月9日、中2週で迎えた6戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の白梅特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカネショウタイセイに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月23日、中5週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

5月30日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、本田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紅ばら特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。

11月14日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた9戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、4歳A（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳B（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2000年）

4月2日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、はまゆり賞（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゴンゲンリーダーに半馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

7月18日、中4週で迎えた14戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ネッケツジョリーにハナ差交わされて2着に甘んじた。