コスモエクスプレス（2019年生、母ルヴェソンヴェール）

コスモエクスプレス（2019年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+速い、特急列車。父名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のエイシンヒカリ（当時8歳）と交配したルヴェソンヴェールが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトフアーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハシモトファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、岡田繁幸によって1,760万円で落札された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月4日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

3歳（2022年）

3月8日、中9週で迎えた3戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップオレンジ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月24日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったコズミックフロストに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のサンマルディライトを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

8月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（5戦1勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

11月19日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの三春駒特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田大知騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた11戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた12戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4歳（2023年）

1月28日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラスの日田特別（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラスの高千穂特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

4月15日、中6週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（福島芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月30日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹内祐次騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月18日、中4週で迎えた18戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの八雲特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を繰り出し、4着を確保した。

7月8日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上1勝クラスの北斗特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたディープレイヤー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

7月16日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラスの臥牛山特別（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったバールデュヴァンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（8戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上1勝クラスの富良野特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（9戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入った。

9月3日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹内祐次騎手（10戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

12月28日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、L.L.モリス騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

5歳（2024年）

1月13日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（11戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったレッドバレンティアに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

1月28日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（12戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したヴィンセドリスにクビ差届かず2着に惜敗した。

2月10日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（13戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（14戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったトーアライデンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月2日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上1勝クラスの高千穂特別（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丹内祐次騎手（15戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

6月8日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丹内祐次騎手（16戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月15日、連闘で迎えた31戦目は、3歳以上1勝クラスの奥尻特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丹内祐次騎手（17戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月29日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丹内祐次騎手（18戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上1勝クラスの臥牛山特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で丹内祐次騎手（19戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で丹内祐次騎手（20戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月17日、中2週で迎えた35戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの富良野特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた36戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス香港賞（札幌芝2000m 曇/重）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。