ゲニアール（1987年生、母スパートリドン）

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

9月15日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のキクノワイルドオーに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

12月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

5歳（1992年）

1月25日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、柏崎正次騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた10戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4月25日、中4週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（6戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。