シンボリエクスポズ（2002年生、母スイートバンドーム）

シンボリエクスポズ（2002年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大リーグのチーム名」。毛色は鹿毛。種牡馬のライブリーワン（当時17歳）と交配したスイートバンドームが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方11戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は2006年の3・4歳。

経歴

デビュー前

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

7月3日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

9月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

12月24日、中6週で迎えた5戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、2・3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったチキリアッパーから5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2006年）

1月4日、中1週で迎えた6戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラローズをアタマ差制して初白星を挙げた。

1月29日、中3週で迎えた7戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったローランデインから1馬身半差の2着に敗北した。

3月11日、中5週で迎えた8戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンコトブキに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月16日、中4週で迎えた9戦目は、さくら草特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月3日、中6週で迎えた10戦目は、かきつばた特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲンキハツラツから半馬身差の2着となった。

6月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、スポーツニッポン賞（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺博文騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキエルドールから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中2週で迎えた12戦目は、さるすべり特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺博文騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったローランゲニアールから3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2007年）

3月18日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺博文騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺博文騎手（9戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエクスキューションからハナ差の2着に甘んじた。

5月5日、中2週で迎えた15戦目は、端午賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺博文騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサトテイオーから半馬身差の2着となった。