リベルタンゴ（2012年生、母オジャグワ）

リベルタンゴ（2012年2月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「アルゼンチンのアストル・ピアソラ作曲のタンゴの楽曲」。毛色は栗毛。種牡馬のSmart Strike（当時20歳）と交配したオジャグワが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地19戦3勝。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,000万円（75万×40口）で一口馬主が募集された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月10日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 小雨/稍重）に出走。馬体重は506kg。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

10月14日、中8週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

3歳（2015年）

1月31日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のスールキートスに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

5月2日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。18頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではいいところがなく18着に終わった。

8月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

11月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着に入った。

11月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（5戦1勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

4歳（2016年）

2月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で横山典弘騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のハッピーサークルをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

3月5日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で横山典弘騎手（7戦2勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

6月18日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で横山典弘騎手（8戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい15着に敗れた。

10月29日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（9戦2勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

5歳（2017年）

2月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るハヤブサレディゴーを強烈な末脚で3/4馬身差し切って3勝目を獲得した。

3月4日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

5月6日、中8週で迎えた16戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は減速してしまい14着に終わった。

7月9日、中8週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の天の川賞（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

10月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下の河口湖特別（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

6歳（2018年）

1月28日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、5着に終わった。