プリマートビコー（2003年生、母インクワイアリー）

プリマートビコー（2003年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「首位、優位（伊）＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー（当時8歳）と交配したインクワイアリーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

9歳のとき、大迫久美子から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

1月29日、デビュー戦は田島裕和騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップグレープ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。