タケハナクイン（1989年生、母ハクバセンプウ）

Takehana Queen

1989.04.11

タケハナクイン（1989年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のサイドチヤペル（当時7歳）と交配したハクバセンプウが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は下川原 茂次。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

6月16日、デビュー戦は田島裕和騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京芝1000m 晴/不良）に出走。馬体重は434kg。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着を確保した。

7月20日、中4週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

10月26日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた6戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったフジヤマチュウジに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

12月7日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく3着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた8戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

3歳（1992年）

1月12日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。