オニマリオー（1988年生、母オニマリ）

経歴

デビュー前

3歳（1991年）

3月24日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

4月13日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

10月27日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のミリオンデスティニに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み7着に沈んだ。

11月17日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のカネショウウルフに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’91ゴールデンブーツトロフィー（阪神芝2500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトップモーストに2馬身半の差をつけて制した。

12月15日、中1週で迎えた7戦目は、オリオンステークス（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のボストンキコウシを半馬身振り切って4勝目をつかんだ。

4歳（1992年）

1月5日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデG3の金杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

2月15日、中5週で迎えた9戦目は、すばるステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。