ジーガーライアン（2002年生、母ジーガーターセル）

ジーガーライアン（2002年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時15歳）と交配したジーガーターセルが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）須崎牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着4回、地方22戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

1月16日、デビュー戦はD.ボニヤ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。馬体重は512kg。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた2戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月14日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したオースミナイスを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

5月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入った。

7月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったロータスシチーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたボーントゥトライ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアポロアドミラルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のナティーハルター特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中勝春騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ヤクモアクティヴに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2006年）

2月9日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、岐阜地域振興杯（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

3月26日、中5週で迎えた12戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた13戦目は、地方重賞のスプリングカップ（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた14戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた15戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた16戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた17戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2300m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた18戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた19戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた20戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で粂川京利騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた21戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた22戦目は、ルビー特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた23戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた24戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた25戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（9戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた26戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた27戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で古性秀之騎手（11戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた28戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で古性秀之騎手（12戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた29戦目は、ルビー特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で古性秀之騎手（13戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

5歳（2007年）

1月2日、連闘で迎えた30戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、新春特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

2月5日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、プリムラ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイーストローレルを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。