ユウキキンボシ（2003年生、母ユウキフォーティ）

ユウキキンボシ（2003年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋金星」。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時11歳）と交配したユウキフォーティが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方23戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年のペルセウス特別(B1)。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

11月12日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は418kg。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた2戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

3歳（2006年）

3月26日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクイーンエリカに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月4日、連闘で迎えた4戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート900m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンロクアイに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

4月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

5月14日、中0週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦のフリージア賞（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月28日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で前野幸一騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で前野幸一騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の健太郎&明子結婚したぜ記念（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で前野幸一騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦のエーデルワイス賞（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で前野幸一騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエフテーキャプテンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で前野幸一騎手（9戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るエフテーキャプテンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を収める

9月3日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で前野幸一騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で前野幸一騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で前野幸一騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた17戦目は、3歳B2（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で前野幸一騎手（13戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2-5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で前野幸一騎手（14戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月5日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のサイネリア賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で前野幸一騎手（15戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で前野幸一騎手（16戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月27日、中0週で迎えた21戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2007年）

4月8日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（17戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るシースケープを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

5月20日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた24戦目は、一般B4-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。