ディーエスフレイム（2007年生、母センターベンセール）

ディーエスフレイム（2007年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時15歳）と交配したセンターベンセールが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、地方26戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の深緑特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2009年）

6月19日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシナノタイヨーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月11日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の摩周湖特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったモリデンタイガーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2010年）

1月25日、中8週で迎えた5戦目は、3歳戦の若竹特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

3月31日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月20日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

5月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のハナミズキ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳戦のフォーチュネイトひまわり特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

8月18日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の紫苑特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の御成特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた15戦目は、三ツ沢特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2011年）

4月13日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で町田直希騎手（8戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトレノヴィジョンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月16日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で町田直希騎手（9戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた18戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、深緑特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラカンパネラをアタマ差だけ差し切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

6月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったカネツパワーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月27日、中5週で迎えた20戦目は、ビーチサイド特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた21戦目は、はづき特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

8月20日、連闘で迎えた22戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた23戦目は、芙蓉特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

10月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた26戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。