クォバディス（1987年生、母クリスガ）

経歴

デビュー前

2歳（1989年）

10月8日、デビュー戦は石神富士雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は510kg。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

3歳（1990年）

2月3日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石神富士雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石神富士雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石神富士雄騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石神富士雄騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月29日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石神富士雄騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石神富士雄騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、ダブルネガティブに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月10日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石神富士雄騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、ハヤテフライデイに3/4馬身交わされて2着となった。

7月1日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で石神富士雄騎手（8戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るセイワジュニアスを自慢の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月29日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で石神富士雄騎手（9戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

10月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で石神富士雄騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で石神富士雄騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で石神富士雄騎手（12戦1勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で石神富士雄騎手（13戦1勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4歳（1991年）

1月15日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で石神富士雄騎手（14戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で石神富士雄騎手（15戦1勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で石神富士雄騎手（16戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で石神富士雄騎手（17戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

7月21日、中3週で迎えた19戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

5歳（1992年）

1月19日、約6か月の休み明けで迎えた20戦目は、伊藤栄騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤栄騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、エドノトウコウに半馬身交わされて2着となった。

3月8日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤栄騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤栄騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入った。

4月18日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤栄騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤栄騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤栄騎手（6戦0勝）。17頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

6月13日、中3週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤栄騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤栄騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で伊藤栄騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

6歳（1993年）

5月2日、約9か月半の休み明けで迎えた30戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1200m 雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

6月12日、中5週で迎えた31戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

11月14日、約5か月の休み明けで迎えた32戦目は、蛯名民男騎手を鞍上に迎えて、せんげん山特別（足利ダート1700m 晴/不良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。