ネゴシエーター（2001年生、母フラッシュストーム）

ネゴシエーター（2001年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「交渉人」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時15歳）と交配したフラッシュストームが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地6戦1勝、海外39戦7勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

9月21日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は522kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るユーセイハヤトオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中5週で迎えた2戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた3戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黄菊賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンの京都2歳ステークス（京都芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の樅の木賞（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

3歳（2004年）

1月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。