フィエゾン（2018年生、母ドライアッド）

Feuillaison

2018.04.30

フィエゾン（2018年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「展葉(仏)。植物が葉を展開すること」。毛色は青毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時15歳）と交配したドライアッドが22歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。

経歴

デビュー前

加藤士津八厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月11日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は428kg。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月8日、中3週で迎えた2戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

3歳（2021年）

2月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

5月2日、中9週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入った。

5月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

6月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月24日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大野拓弥騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

9月5日、中5週で迎えた8戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。