セイジャッカル（2012年生、母ダンツライラック）

セイジャッカル（2012年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋探知犬ジャッカル」。毛色は鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時15歳）と交配したダンツライラックが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

10月26日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月15日、中2週で迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

3歳（2015年）

1月10日、中2週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

2月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったサウスリバティーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハクサンフレンチにクビ差届かず2着に惜敗した。

4月26日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のリノサンスを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月16日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で幸英明騎手（6戦1勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

12月5日、約7か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着に入った。

12月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4歳（2016年）

1月16日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（7戦1勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた16戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。