ファイヤーエース（2009年生、母ゴールデンベティー）

ファイヤーエース（2009年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「情熱のエース」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時10歳）と交配したゴールデンベティーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方30戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月18日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3歳（2012年）

1月14日、中3週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

3月17日、中8週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた4戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたサウスルビアノ決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るストレートアウェイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月12日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦の東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた10戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

7月3日、連闘で迎えた11戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のラッシュパワーを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

8月22日、中1週で迎えた14戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の歌う歯医者さん原田聡ライブ記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のオッズパーク杯（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の名古屋オーナーズホース杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したミキノバラライカを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

10月17日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた19戦目は、充史・陽子結婚おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のパローレパローレをクビ差振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

11月14日、中1週で迎えた20戦目は、タケのたづなを離すなよ!CUP（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミサキマキバオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月4日、連闘で迎えた22戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったエイドリアーンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2013年）

1月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた25戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコトブキセンプウを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

2月5日、連闘で迎えた27戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（7戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフトゥールムに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のオーバルライトに2馬身半の差をつけて優勝

3月20日、中1週で迎えた30戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、まねき馬倶楽部in名古屋競馬場（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた31戦目は、あき&のぞみ結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（10戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したフトゥールムを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

4月17日、中1週で迎えた32戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた33戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は横井将人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。