サクラエスペランサ（2006年生、母サクラジャスパー）

サクラエスペランサ（2006年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋希望、期待（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時6歳）と交配したサクラジャスパーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原光彦。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方7戦0勝。

経歴

デビュー前

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

2月1日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、オルーロに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月26日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって12着に敗れた。

12月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から7kg絞って迎えた4戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、シビックセンターレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた5戦目は、オウシュウクラウンメモリアル（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

4歳（2010年）

3月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、大崎市三本木菜の花まつりレース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた7戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

7月7日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた8戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、サッポロスーパークリア特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた9戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、新冠ライオンズクラブ特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

8月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、野菜王国にったん特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。