ヒロジョイ（1998年生、母ヒロノースベル）

Hiro Joy

1998.05.27

ヒロジョイ（1998年5月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時17歳）と交配したヒロノースベルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）勝川牧場。戦績は、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、勝川牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、勝川牧場から「北海道5月3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場されたが主取りとなった。

中村護厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2001年）

4月17日、デビュー戦は荒山勝徳騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は481kg。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

4歳（2002年）

2月19日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月4日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒山勝徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るトミサトジョウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月11日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3三四（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で荒山勝徳騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

4月26日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3三四（大井ダート1490m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で荒山勝徳騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（大井ダート1490m 内回り 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。

11月20日、約6か月半の休養明けで迎えた8戦目は、一般C3三（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は荒山勝徳騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。