キリウイニング（1984年生、母ウイニングシヨツト）

Kiri Winning

1984.06.02

キリウイニング（1984年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のMelyno（当時5歳）と交配したウイニングシヨツトが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠キタノ牧場。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

3月28日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、壮絶なハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のモガミリズを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた5戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（東京ダート1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月5日、中3週で迎えた7戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（福島芝1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。