ヴァラドン（2022年生、母ゲットミー）

Valadon

2022.05.12

ヴァラドン（2022年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のロンドンタウン（当時9歳）と交配したゲットミーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松浦牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳C2。

経歴

デビュー前

橋本忠明厩舎（兵庫）へ入厩。

3歳（2025年）

3月25日、デビュー戦は高橋愛叶騎手を鞍上に据えて、3歳C2（園田ダート1230m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は510kg。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のパトロールランに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月16日、中2週で迎えた2戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋愛叶騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のパトロールランに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月22日、中4週で迎えた3戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋愛叶騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のフォードスピリットに3馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

6月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のラベンダー賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋愛叶騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアングラーに1馬身3/4の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

7月18日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋愛叶騎手（4戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋愛叶騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ナナンに交わされて5馬身差の2着に敗北した。