ソニックウインド（2005年生、母スターリーナイト）

ソニックウインド（2005年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時18歳）と交配したスターリーナイトが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、地方27戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

堀千亜樹厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2008年）

10月26日、デビュー戦は川本裕達騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は447kg。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた4戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のショウナンマーブルを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4歳（2009年）

1月21日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

2月17日、中3週で迎えた6戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の4歳C3（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、グッドホープにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月27日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったサムライオージにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

4月9日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦の一般C2-16 C3一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2-13 14（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。

8月13日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、一般C3五六（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3三四（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、コスモエリニュスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（8戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（9戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（10戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5歳（2010年）

4月20日、約5か月半の休み明けで迎えた16戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

5月18日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のジェラシャンスをクビ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。

6月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたジルランギット決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

6月30日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたシャンハイタイガー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

7月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のジェラシャンスに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

7月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったタイコウイチフジにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3三（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で達城龍次騎手（6戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で達城龍次騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた24戦目は、早見多加志騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、サブノゴールドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月9日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早見多加志騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6歳（2011年）

3月8日、約5か月の休養明けで迎えた26戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で早見多加志騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

4月19日、中5週で迎えた27戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で早見多加志騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて16着に終わった。