ドリームマジック（2014年生、母スターリットラヴ）

ドリームマジック（2014年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「夢＋魔法」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時7歳）と交配したスターリットラヴが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高岸順一。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月6日、デビュー戦はA.シュタルケ騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず最後はヴェルデミーティアと並んで8着同着となった。

3歳（2017年）

1月28日、中6週で迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のウィードスピリットに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

4月23日、中8週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

8月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた7戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4歳（2018年）

8月12日、約11か月の休養明けで迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月7日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

5歳（2019年）

1月19日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

2月11日、中2週で迎えた12戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

5月19日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

9月29日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた15戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた16戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

2020年1月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。