ミスティネール（2006年生、母ジャストクリス）

ミスティネール（2006年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「カクテル名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時22歳）と交配したジャストクリスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は高村伸一。戦績は、中央平地9戦1勝、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は2008年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

8月24日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。18頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアスターローズに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定2歳500万下の白菊賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦1勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

3歳（2009年）

1月25日、中4週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下の寒桜賞（京都芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

7月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って14着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

10月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から19kg増やして迎えた10戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C1（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい7着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた11戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のダイゼン賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

4歳（2010年）

1月13日、中7週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦のヒヨドリ賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた13戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

3月11日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。