コーラスライン（2019年生、母ハロックライン）

コーラスライン（2019年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「稽古で舞台上に引かれるライン。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時13歳）と交配したハロックラインが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年の馬瀬川特別(一般C10ロ)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ブラッドメアから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ノルマンディーファームによって440万円で落札された。

茶木太樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

2月5日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入った。

4歳（2023年）

4月26日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したルクスリベリオンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月10日、中1週で迎えた3戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオメガローズヒルに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月24日、中1週で迎えた4戦目は、馬瀬川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコパノランサーに6馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5歳（2024年）

9月11日、約16か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、うろこ雲特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハナウタマジリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。