ウイスキートゥデイ（1998年生、母ニューモルト）

ウイスキートゥデイ（1998年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時6歳）と交配したニューモルトが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地25戦2勝、地方3戦2勝。2001年のジュライ特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

4月7日、デビュー戦は鈴来直人騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4月24日、中1週で迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた3戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒスイフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジェフリーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、ジュライ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のソロモンシチーに1馬身半の差をつけて制した。

8月25日、中3週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の妙高特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた6戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の夙川特別（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

10月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1000万下の西湖特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

12月16日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の千葉テレビ杯（中山芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4歳（2002年）

1月6日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上1000万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は飯田祐史騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた10戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の吉野ケ里特別（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

2月9日、連闘で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3月23日、中5週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の遠州灘特別（中京芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。17頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下の安房特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の白川特別（京都芝2400m 外回り雨/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

9月15日、約5か月の休み明けで迎えた15戦目は、3歳以上500万下の積丹特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は鈴来直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のグレイスフルダンスをアタマ差振り切って久々の一戦をモノにした。

9月22日、連闘で迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のUHB賞（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のみちのく特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下の西郷特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

11月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上1000万下のオリエンタル賞（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた20戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のグッドラックハンデキャップ（中山芝2500m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

5歳（2003年）

2月8日、中6週で迎えた21戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の琵琶湖特別（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の館山特別（中山芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入った。

3月16日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上1000万下の潮来特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のスピカステークス（中山芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴来直人騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、最後はニシノアラウンドと並んで3着同着となった。

4月26日、中4週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の奥の細道特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた26戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の烏丸ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の北海ハンデキャップ（函館芝2600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオペラカスタムをハナ差振り切って4勝目を収める

8月9日、中2週で迎えた28戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、みなみ北海道ステークス（函館芝2600m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。