アンズアメ（2022年生、母ホウライマツリ）

経歴

デビュー前

2歳（2024年）

7月7日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

10月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のモンテディアーナに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、中7週で迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2025年）

2月2日、中5週で迎えた5戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマニンバロネスをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

3月15日、中5週で迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したドンパッショーネにハナ差届かず2着に惜敗した。

5月18日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月7日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のポンピエをクビ差振り切って2勝目を収める

9月21日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

10月18日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエコロネオを半馬身振り切って制した。