アミダヒメ（1990年生、母オートビーチ）

経歴

デビュー前

3歳（1993年）

1月10日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るナムラクリエイトを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

2月7日、中3週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた3戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は橋本美純騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったチャレンジナムラにねじ伏せられてハナ差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

6月20日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のポジーを半馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

7月24日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の別府特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で橋本美純騎手（5戦2勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

8月29日、中4週で迎えた9戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の西海賞（小倉芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上900万下の日南特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（6戦2勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

4歳（1994年）

6月26日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（中京芝1700m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は橋本美純騎手（7戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（8戦2勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

8月28日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

9月4日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（10戦2勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

5歳（1995年）

7月8日、約10か月の休み明けで迎えた16戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

7月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。