エブリワンズジェム（2008年生、母メイプルダンス）

エブリワンズジェム（2008年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のソングオブウインド（当時5歳）と交配したメイプルダンスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）成隆牧場。戦績は、地方9戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の金ケ崎赤石堤レース(C1一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、成隆牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小西重征厩舎（盛岡）へ入厩。

3歳（2011年）

7月18日、デビュー戦は斎藤雄一騎手を鞍上に据えて、3歳戦の心をひとつに須田鷹雄賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、コロクンに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のホッコーレインボーをクビ差振り切って初白星を挙げた。

8月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のローズウィルドゥに1馬身1/4の差をつけて2勝目を獲得した。

8月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の金ケ崎赤石堤レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコスモブルーローズに1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにする

11月7日、中9週で迎えた5戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

4歳（2012年）

4月16日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月30日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（5戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（7戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。