ロージーチークス（2012年生、母センボンザクラ）

ロージーチークス（2012年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「淡紅色の頬」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時13歳）と交配したセンボンザクラが21歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

2月1日、デビュー戦はC.デムーロ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月2日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では見せ場を作れず18着に敗れた。

8月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた5戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

10月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクベーラを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

4歳（2016年）

4月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた8戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて4着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた9戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤千尋騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

6月8日、中1週で迎えた11戦目は、黒百合特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた12戦目は、清畠賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた14戦目は、賀張賞（門別ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は阪野学騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、スセソールに交わされて1馬身差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた15戦目は、道産子企業北海道競馬応援賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月31日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-1（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月14日、中1週で迎えた17戦目は、ホクレン「う米豚」賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤千尋騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた18戦目は、バーベナ特別（門別ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた19戦目は、日高町家畜自衛防疫組合特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（9戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい6着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤千尋騎手（10戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。