コスモピンチョス（2011年生、母ワンモアアリュール）

コスモピンチョス（2011年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋スペインの軽食、おつまみ」。毛色は栗毛。種牡馬のスターリングローズ（当時14歳）と交配したワンモアアリュールが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱秀昭。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長浜秀昭から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって315万円で落札された。

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

9月7日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は466kg。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったフリュクティドールに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

12月7日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2014年）

4月27日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた6戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカガフレグランスに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

7月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4歳（2015年）

5月17日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

6月28日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。