エイブルクイン（1984年生、母アイテイスイース）

Able Queen

1984.06.07

エイブルクイン（1984年6月7日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は栗毛。種牡馬のエレナスボーイ（当時11歳）と交配したアイテイスイースが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山田 政宏。戦績は、中央平地4戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

7月19日、デビュー戦は目黒正徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

8月30日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったナンシンベルにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

9月13日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、岩元市三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマツノシルバに3/4馬身届かず2着となった。

3歳（1987年）

5月23日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた4戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。