エミオン（2010年生、母ジョージアンベイ）

Emion

2010.04.09

エミオン（2010年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「笑み＋音」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時15歳）と交配したジョージアンベイが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は上村 清志。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上村清志から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、幅田昌伸によって577.5万円で落札された。

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

9月1日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着を確保した。

9月29日、中3週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

10月28日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 雨/稍重）に出走。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

3歳（2013年）

1月26日、中9週で迎えた5戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

4月20日、中7週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

7月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。