エンパイアビルダー（1993年生、母イエローストーン）

エンパイアビルダー（1993年3月19日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時12歳）と交配したイエローストーンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム（株）。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

8月11日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた3戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のサッカーゲームに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。