クリノフェアレディ（1998年生、母フジノスミレ）

Kurino Fair Lady

1998.04.11

クリノフェアレディ（1998年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時21歳）と交配したフジノスミレが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中脇 満。戦績は、中央平地6戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中脇満から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、中脇満から「ひだかトレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、栗本博晴によって535.5万円で落札された。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

8月12日、デビュー戦は宇田登志夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

3歳（2001年）

3月11日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、田中亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた5戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた6戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月13日、中6週で迎えた7戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。