ダンツファイター（2022年生、母ダブルファンタジー）

Dantsu Fighter

2022.03.12

ダンツファイター（2022年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+戦う人」。毛色は栗毛。種牡馬のNew Year's Day（当時11歳）と交配したダブルファンタジーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は辻 牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、辻牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、山元哲二によって3,410万円で落札された。

蛯名正義厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月8日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は562kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、T.マーカンド騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るミュークチェルシーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2025年）

1月25日、中8週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

4月26日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に敗れた。

6月15日、中6週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のトリプルコークに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

8月17日、中8週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの阿寒湖特別（札幌芝2600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

11月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの清里特別（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。