レモンサワー（2005年生、母ウイナーズベル）

レモンサワー（2005年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「蒸留酒にレモンを加え酸味をもたせたカクテル」。毛色は芦毛。種牡馬のテンビー（当時15歳）と交配したウイナーズベルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は澤里繁雄。戦績は、中央平地1戦0勝、地方24戦2勝2着1回。2008年の’08桃花賞(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木直孝から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

6月14日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のラブリージーンをクビ差制して初勝利を挙げた。

7月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジI（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた4戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのターフチャレンジIII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた6戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のダンシングクエストをハナ差制して制した。

9月27日、中1週で迎えた7戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのうらかわ優駿ビレッジアエル特別（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのアグネスタキオン・プレミアムI（旭川ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月13日、中4週で迎えた9戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の龍珠特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず最後はガイアドレッシーと並んで6着同着となった。

12月10日、中1週で迎えた11戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた12戦目は、2歳戦のジョッキーブログ賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3歳（2008年）

1月15日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳オープンの’08桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったインカローズに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月4日、中2週で迎えた14戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフラワーロード特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

3月19日、中5週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳S1の桜花賞（浦和ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦のもくれん特別（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月30日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、3歳戦の若竹特別（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた18戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた19戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた20戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、トワイライト・ファイナル賞3（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

10月22日、中4週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた24戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップケレス賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4歳（2009年）

5月9日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた25戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。