ダイナオーロラ（1984年生、母オーロラターフ）

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

2月1日、デビュー戦は柴崎勇騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は390kg。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤサカユーヒメを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

2月28日、中3週で迎えた2戦目は、4歳400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた3戦目は、4歳400万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴崎勇騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るウエスタンラッパを豪脚でアタマ差だけ差し切って勝利をモノにする

4月19日、中3週で迎えた4戦目は、岩元市三騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの春蘭賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

12月20日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず最後はロワールシローと並んで7着同着となった。

4歳（1988年）

1月5日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の調布特別（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4月2日、中4週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴崎勇騎手（3戦2勝）。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

8月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた10戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館ダート1000m 小雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、逃げるホクトスキャットにクビ差届かず2着となった。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。