ヤワタスバル（2013年生、母ヤワタレインボー）

ヤワタスバル（2013年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアッミラーレ（当時16歳）と交配したヤワタレインボーが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。戦績は、地方12戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年のエフケイバ木更津トークイベント開催中記念。

経歴

デビュー前

松代真厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2015年）

7月21日、デビュー戦は笠野雄大騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

12月11日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

3歳（2016年）

1月21日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグリンブライドに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月17日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた6戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したスギノアクトレスを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

4月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のエフケイバ木更津トークイベント開催中記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のワンダフルワンダーをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

5月27日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のほととぎす特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で笠野雄大騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のはまなす特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で笠野雄大騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のトマト特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で笠野雄大騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。