ミルフォードテンシ（1990年生、母マルハミドリ）

Milford Tenshi

1990.04.07

ミルフォードテンシ（1990年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサウスアトランテイツク（当時10歳）と交配したマルハミドリが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は原口ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

1月31日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月12日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月11日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた5戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた6戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝1000m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のプレミアムウィーンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4歳（1994年）

5月1日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。